【速報】(その3)満員のホールで地権者の想いを訴える
シンポジウム「基地跡地利用を考える」は9月16日に琉球新報ホールで開催され、開演前にすで満員となり、立ち見がでるほどの盛況ぶりであった。基調講演では、仲井真県知事が跡地利用促進に向けた新たな法律の必要性を訴えた。
パネル討論では、地権者を代表して浜比嘉会長(写真:中央)が基地ができた歴史を振り返りながら、地権者が自ら喜んで国へ貸した土地は一つもなく、跡地利用に際しては安全で安心な土地の返還を国へ求めていくことを主張した。さらに、返還後に地権者へ支払われる給付金は、使用収益が得られるまで支給すべきと地権者の切実な想いを訴えた。